高校までと何か違うのかな?「部活」と「サークル」の違いを知りたい。
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、社会人1年目(2019.07)
4年間大学に通い、卒業しました。
この立場から、大学での「部活」と「サークル」の違いについて、お伝えします。
目次
【ざっくりとした】大学の「部活」と「サークル」の違い
・部活:活動を通して、成果(成績)を残すことが目的
→高校までの部活によくあるのと同じような雰囲気
・サークル:仲間内で同じ趣味などを一緒に楽しむことが目的
→部活よりゆるい場合が多く、和気あいあいとした感じ。
ざっくり言うと上記のような感じです。
しかし、これはあくまで傾向の話でして、個々の部活・サークルの雰囲気によって多少変わります。
そのため、その部活・サークルの雰囲気を知るには、
やはり、見学や体験入部をするのがベストですよ。
とはいえ、この記事では少しでも、大学の部活やサークルのイメージができるように、「部活とサークルの違い」をふまえつつ、お伝えしていきます。
大学の「部活とサークル」主な違い【5つ】
1.目的
2.雰囲気
3.活動頻度
4.活動レベル
5.大学側の優先度
1.目的
これは先ほどとほぼ同じですが、
・サークル:趣味を一緒に楽しむことが目的
サークルの場合、「趣味を通して、大学時代を一緒に過ごす仲間を見つけよう!」といった感じが強いですね。
とはいえ、「サークル」とは言っても、雰囲気は様々なので
なかには、勝利重視のサークルや難易度の高いことをしているサークルもありますね。
2.雰囲気
・部活 : わりと上下関係が明確。試合や大会で勝つことなど、より勝利を目標とする傾向にある。サークルと比べ、出席への強制力が強い場合が多い。
・サークル: 上下関係は、部活ほど明確でない。出席の有無もゆるい。
学業やアルバイトなどとの両立は、サークルの方がしやすいですね。
3.活動頻度
・部活: サークルと比較して、多い
→大学生活に占める割合は、高くなりやすい。
・サークル:部活と比較すると、少ない
→部活と比較すると、活動頻度は少ない傾向にあり、内容も易しいことが多い。
アルバイトや勉学、他のサークル等と両立がしやすい。
※僕の経験によると、夏休みは一切活動しないサークルもありますね。
4.活動レベル
部活:技術やレベルは比較的高い。
→なかには、全国大会レベルの部活も…
初心者が入るには困難な場合もあります。
サークル:比較的やさしい。
→スポーツ系、文化系問わず、初心者でも参加しやすいところが多い。
5.大学側の優先度
大学には、部活やサークルなど課外活動に対して、以下のような割り当てがあります。
①:予算配分
②:部室や大学行事(文化祭)など
③:顧問の先生
そして、これらのいずれに対しても、部活の方が優先度が高いです。
補足:「大学公認サークルと非公認サークル」
大学のサークルには、「公認サークル」のほか、大学によっては「非公認サークル」が存在する場合があります。
・公認サークル:必要な書類を提出して活動を認められたサークル
・非公認サークル:正式に活動を認められていないサークル
じゃあ、この「非公認サークル」は、良くない活動をしているのかというと…
もちろん、その場合もありますが、
大半の場合はそうではなくて、単純に大学に届け出をしていない、人数などの条件が満たせていない等のため、認可されていない場合の方が多いです。
非公認サークルの場合、
特に「5.大学側の優先度」が、部活や公認サークルと比べ、大きく劣る傾向にあります。
例えば、
・部室を貸してもらえない
・文化祭で店や展示を出せない
といったことが挙げられます。
大学側における部活動の優先順位は
①部活
②公認サークル
③非公認サークル の順ですね。
まとめ:大学の「部活とサークル」の違い
1.大学の課外活動は2種類「部活・サークル」
大学の課外活動は、大きく分けて2種類あります。
そして、さらに「サークル」は2種類に分類されます。
・「部活」
・「サークル」
ー「公認サークル」:大学から正式に認められたサークル
ー「非公認サークル」:正式には認められていないサークル
2.大学の「部活とサークル」主な違い【5つ】
1.目的
2.雰囲気
3.活動頻度
4.活動レベル
5.大学側の優先度
以上が大学の「部活とサークル」の主な違いでした。
おわり