こういった疑問に答えます。
結論は、大学によるけど、土曜日や祝日は授業がある大学は多いです。
この記事を書いている僕は、2019年1月時点で大学4年生でして、大学を経験しています。
この記事は、僕自身の経験のほか、僕が通っている大学以外についても各大学のホームページ等で調べて書いていますので、信頼性はあるかと思います。
※すべての大学について把握している訳ではありませんが、全体的な傾向はつかめると思います。m(__)m
✓この記事の内容
目次
授業が土日や祝日にある理由【国公立と私立を比較した】

まず、大学が「国公立」or「私立」なのかによって少し違います。
結論としては、私立大学の場合は通常授業として土曜日や祝日に授業を行う傾向がありまして、国公立は平常授業として、土曜日に授業をすることは少ないです。
僕が通っている大学は私立大学でして、ここでは平日と同じように土曜日にも授業が行われていました。(ただし、行われている授業数は平日より少な目です…)
たぶん高校をイメージするとわかりやすいと思いまして、
公立の高校は基本的に土曜日に授業がないのですが、反対に私立の場合、土曜日に授業を行う高校が多いんですよね。
これと同じ感じです。
なお大学で日曜に授業は原則、ないはずです。
✓ポイント
・私立大学は通常授業として土曜日にも授業を行う傾向にある
・国公立大学は土日に通常授業を行う大学は少ない
【土曜】通常授業以外でも「補講や振替・実習など」で授業を行われる
国公立系の大学の場合、通常の授業を土曜日に行う大学は少ない印象です。
ただし「国公立」「私立」は問わず、補講や振替で休日に授業を行う場合があります。
また実習の場合に土日など、休日にまとめて実施する場合もあります。
普段、土曜日など休日に授業がなくても、担当の先生の都合や天候の影響などで休校になった場合、その授業を補講や振替の授業として休日に行うことがあります。
「祝日」に授業が行われる理由
理由は、大学側が授業回数を確保するためです。
大学側が単位を認定する場合には授業回数などの一定の条件が必要でして、これは文部科学省が定めています。大学側はこれに従わなくてはならないのです。
しかし、カレンダー通りにすべての祝日をお休みすると、どうしても休みの曜日に偏りが出てしまいます。
特に月曜日はハッピーマンデー制度によって祝日が多いため、お休みにしていると月曜日の授業回数が少なくなってしまい、授業期間内に決められた授業回数をクリアできないことにもなります。
✓ハッピーマンデー制度
そこで大学側は一部の祝日を平日同様に授業を行うことで授業回数を確保しています。
あとは学祭期間や休校時の穴埋めとして行われる場合もありますね。
これは国公立、私立問わず実施されていますね。
もちろん、なかには祝日には振替を行わない大学もあります。
✓ポイント
・祝日に授業が行われる理由は決められた授業回数を確保するため
・国公立、私立問わず実施されることがある
土日や祝日の授業は回避できる?
卒業に必ず必要な授業がなければ回避しやすいでしょう。
✓卒業に絶対必要な授業の例
しかし、注意が必要でして、土曜日は土曜日に設定されている授業を取る必要がなければ、回避可能ですが、
祝日に授業が行われるのは多くの場合、祝日用の授業ではなく、平日の振替などで通常授業が行われるため、完全に回避するのは難しいと思います。
「必修科目」が土曜日にあっても取らなくていい場合は?
結論として、指定された授業ではない必修科目の場合です。
例えば、外国語などですね。
多くの大学では英語などの外国語が必修であると思いますが、基本的にある一定の範囲の英語授業の中から8単位などといった設定になっていると思います。(外国語学部を除く)
このような場合、決められているのは科目の単位数であって、特定の授業ではないので、別の曜日にある英語の授業を選んでもいいわけですので。
※余談ですが僕が通っている大学の場合は、土曜日にも語学の授業は設定されていましたが、卒業に絶対必要なゼミや卒論の授業は土曜日に設定されていませんでした。
【注意】「教職課程や資格取得科目など」は土曜日にある場合も
通常の授業を土曜日などに設けていない大学でも、教職課程や資格取得のための講義や実習が休日に行われることがあります。
教師を目指す方や学校が指定する授業を受けて資格を取得したい方などは土曜日の授業を回避するのは難しいかもしれません。
まとめ:土曜日や祝日に大学の授業【割とある】

最後に土日祝の授業傾向をざっくりとまとめました。
✓土曜日
✓日曜日
✓祝日
以上です。おわり!